災害時に一番必要なものは?

 
災害時に一番必要なものは、何と言っても「水」です。
応急グッズや保存食よりもとにかく「水」が必要になります。
 

●とにかく水を確保しておく

私たちは幸いインフラ大国である日本に住んでいるため、普段水道の水が100%飲めるし安全に使える状態にあることに慣れきっています。
しかしながら、突発的な災害時にまずストップするとな「電気・ガス・水道」です。
 
その中でも一番私たちが困ってしまうことが「水道」つまり「水」です。
 
 

●どのくらいの量の水が必要なの?

飲料水としてはもちろんですが、災害時のちょっとした怪我や、清潔を保つためにも水は必要です。
また、保存食のフリーズドライを戻して食べられる状態にするためにも水が必要になります。
 
必要量は以下の通りです。
 
 
【大人1人の災害時必要量】
 
1日あたり:3リットル
最低必要日数:3日間
総容量:9リットル
 
つまり、大人1人で9リットル必要ですので、たとえば4人家族でしたら、36リットルの用意が必要となります。
 
飲料水以外の用途も考えると40リットル程あると安心かも知れません。
 
 

●水が確保できたら保存食を考える

 
水の次に食料を考えます。
災害時の対応が騒がれた日本ですが、東日本大震災を教訓に今やその災害時対応速度はとても優れています。
 
ですので、例えば餓死してしまうようなことは今のところまだ考えられませんが、それでも対策として数日分の保存食は用意して置いたほうが良いでしょう。
 
災害時は1日3食ではなくて2食計算します。(必要最小限)
 
こちらも3日間で計算すると、1人あたり6食分、4人家族でしたら24食分、念のため30食分程用意しておくと安心でしょう。